パパママ学級に行ってきました(後編)
〈2022/11/18掲載〉
パパママ学級の体験レポート後編は、「沐浴体験」と「赤ちゃんの〈泣き〉を学ぶビデオ鑑賞」です。
◆「沐浴体験」をしよう
出産後、いざお世話をする時になってアタフタしてしまうのは、なんといっても沐浴(お風呂)です。
まず始めに保健士さんがお手本を見せ、参加者はその周りを囲んで学んでいきます。
その後は夫婦ごとにテーブルに分かれ、それぞれ用意された沐浴グッズと赤ちゃん人形を使い、パパママが協力して体験しました。
もちろん保健士さんが見守ってくれているので安心です!
でも、お手本を見たといっても、いざやろうとするとたくさんの疑問が湧いてくるようで、赤ちゃん人形を持ったパパの手は止まりがちに……。
保健士さんは、そんなパパママの緊張をほぐすように、優しく楽しく指導してくれていました。
「容器のお湯がどんどんぬるくなっていくので沐浴を急ぎたかったのですが、急ぐと赤ちゃんの目や口などに水が入りそうに思えて、結構大変な作業でした」
体験したパパからはこんな声が聞かれました。
とても真剣に取り組まれていて、きっと傍で見ているママは嬉しいだろうなと思いました。
この学級では動画を撮ることも可能なので、忘れてしまいそうな方は動画を活用するのも一案ですね。
ちなみに、パパママグループが入れ替わる度に、ベビーバスのお湯は適温のお湯に入れ替えています。
「適温を知ってほしい」という保健士さんの細やかな心遣いに、じんわりと心も温まりました。
◆「赤ちゃんの〈泣き〉を学ぶビデオ鑑賞」をしよう
赤ちゃんは泣くのが仕事ってよく聞くけれど、なんで泣くの?どうしたらいいの?と、いざ直面した時は途方に暮れてしまうこともあるでしょう。
でも事前に知っていたら、慌てずに落ち着いて対処することが、きっとできるはずです。
ビデオでは、実際に〈泣き〉を体験したパパママの話や〈泣き〉への対処法が紹介され、感情的になり強く揺さぶってしまうことで起こる「乳幼児揺さぶられ症候群」についてもふれていました。
取材していて特に印象深かったのは、真剣にまだ見ぬ赤ちゃんと向き合っているパパたちと、微笑んでいるママたちです。
パパママ学級への参加が夫婦の信頼や共通の思い出を作り、技術や情報の取得だけでなく、赤ちゃんを支える夫婦の心の土台にもなっていくんだなと思いました。
赤ちゃんを授かったと分かったら、ぜひパパママ学級に参加してみてくださいね!
会場には保健士さんがいて、色々な質問に答えてくれますよ。
不安をなくし、心身共に元気に赤ちゃんを迎えましょう。
◆問合せ/健康づくり課 055-949-6820